こんにちは!瀬野ふろんです。
今回は銀座にあるヤマハ楽器のブランドカフェ、[NOTES BY YAMAHA](ノーツ バイ ヤマハ)を紹介します。
演奏家による曲を聴きながら、贅沢なランチ・カフェを楽しんできました♪
~もくじ~
楽器を身近に感じるブランドカフェ!音楽の世界にゆったりと浸れるオシャレ空間♪
銀座駅、またはJR新橋駅から7丁目の大通方面へ徒歩5分ほど、 GINZA SIX(ギンザ シックス)などが立ち並ぶ通り沿いへ。
濃淡の異なる2種類のタイル目を敷き詰めた美しいビルがヤマハ銀座ビルです。
歩行者天国にもなるところ!
NOTES BY YAMAHAは2020年10月に1階と2階をラウンジとしてオープンしました。
コンセプトは「楽器を弾く人も、弾かない人も、気軽に音楽を楽しめて、訪れるたびに新しい発見を得られる場所へ。」
誰もが音楽を生活の一部に取り入れて楽しんでもらえるようにという想いからカフェが誕生しました。
1階にはピアノも1台置いてあり弾くこともできるようになっていました。ヤマハのこの1階でピアノを演奏するのはかなり勇気が必要な気もします…!笑
1階は2階のカフェラウンジとは別に、クラフトドリンクや、アートラテ、YAMAHAオリジナルのどら焼きなどを販売しています。
そして2階がメインのカフェ・ラウンジエリア。テーブル席とカウンター席合わせて70席ほど。
内装は先日紹介したbills カフェなども手掛けたトランジットジェネラルオフィスさんがデザインした、モダンでシックなイメージの中にもどこか親近感のある曲線美が特徴的なデザインとなっています。
大きく目を引くのはラウンジ横にスペースを取った画面と楽器。
Real Sound Viewingという音楽家のバーチャル映像に加え、それに合わせられた自動演奏により、アーティストライブの生演奏を楽しむことができるようになっています。
演奏は平日終日と土日のランチタイム(11:00~14:00)は30分に1曲、土日のティータイム(14:00-18:30)は1時間に1曲上映されます。
ライブビューイングの当日の時間割りに関してはカフェ・ラウンジの演奏していない時間帯にも確認することはできますが、ホームページでも確認することができます。
聞きたいアーティストがいる方はその時間帯を狙って予約してみるのも良いですね♪
またお店の軽やかな曲線に合わせて壁一面に音楽関係の書籍もずらりと並んでいます。
音楽に携わっている方なら、自分の演奏する楽器に関する本を読みながら、ライブビューイングを聞いてカフェ・タイムを楽しむのも◎
クオリティも一流のランチ&スイーツ♪ 生演奏を聴きながら堪能♪
今回はランチタイムということでカフェに加えてランチメニューも戴きました♪
自分は牛肉のボルシチ、ストラッチャテッラを注文。見た目も鮮やかなボルシチとパンが運ばれてきました♪
赤ワインの良い色!
ストラッチャテッラ”stracciatella”とはイタリア語で「引き裂く」という意味の単語。繊維状のモッツァレラチーズを引き裂き、クリームと合わせたトロトロした食感のチーズのことを指します。
そのトロトロのチーズが牛バラ肉のボルシチにたっぷりとかかっています。
牛バラ肉は赤ワインでしっかりと煮込まれ、ホロホロと口の中で溶けるような柔らかさと圧倒的な旨味、 ストラッチャテッラの独特な甘みも牛肉とボルシチの旨味をさらに引き立てます。
またノンアルコールカクテルのウィリアム・テルとペア・ファシネーションも戴きました。
“ウィリアム・テル”と言えばジョアキーノ・ロッシーニが作曲した日本でも有名なクラシック音楽ですね。
もともとウィリアム・テルとは14世紀にスイスの伝説に登場する民衆の英雄。クロスボウの名手であるウィリアム・テルは「悪代官に我が子の頭上のリンゴを射るように命ぜられた」というシーンがあり、それを再現しているカクテルです。
見事リンゴの真ん中に矢が刺さっています笑
フレッシュなリンゴベースに、あまいはちみつを混ぜ合わせて、程よい酸味の楽しめる高級なアップルジュースのような感覚でした。
またペア・ファシネーションは「月の光」などで有名なドビュッシーの助言に従い作曲家エリック・サティのピアノ曲「梨の形をした3つの小品」をイメージしています。
西洋の梨を使用してノンアルコールカクテルの中では比較的渋みも楽しむことのできる大人な味わいとなっていました。
こちらはデザート・スイーツの パフェ “Waltz for Berry” とバスク風チーズケーキ コケモモのジャム 。
パフェ “Waltz for Berry” はベリーベースのソースとゼリーに加えて、しっとりと冷えたクリームと飴細工をあしらった美しいパフェでした♪
”waltz for debby”という、1961年にジャズ・ピアニストのビル・エヴァンスがヴィレッジ・ヴァンガードで行ったライブを収録したアルバムと掛けて作られたそうです。
バスク風チーズケーキは表面を黒く焦がした濃厚なチーズケーキです。
バスクとはスペイン・フランスにまたがるバスク地方のことで、このバスク地方にある「ラ・ヴィーニャ」というバルで提供されていたチーズケーキが発祥と言われています。
一般的なベイクドチーズケーキに比べて高温・短時間で焼き上げることでチーズの濃厚な味を逃さず、中はしっとりと柔らかさを残したケーキとなっています。
甘酸っぱいコケモモのジャムをつけて味のイメージを変えながら食べ進めると美味しいですよ♪
コーヒーや紅茶と合わせて楽しむと良いですね♪
NOTES BY YAMAHA ランチメニュー一覧♪ フード・ドリンク・デザートを紹介♪
グランドメニューであるランチメニューの他に、先ほど紹介したウィリアム・テルやペア・ファシネーションの載ったノンアルコールカクテルのメニューも。4種類のカクテルから選ぶことができます。
フードメニューは先程のボルシチの他にはローシュティポテトやガーリックシュリンプ、ソテーなど幅広く取り揃えられています。
季節の色サラダなども有名なので次は是非食べてみたいなと考えています♪
ケーキデザートメニューは紹介したチーズケーキとパフェにショコラテリーヌを加えた3種類から。赤ワインソースを使用したショコラテリーヌも気になりますね!
コーヒーメニューの他に紅茶も数種類から。こだわりの紅茶やノンアルコールドリンクをお楽しみください。
店内散策♪ 音楽・楽器の歴史をお腹いっぱい味わう♪
2階のカフェラウンジは奥にヤマハの作成した楽器のデザインやプロトタイプなども展示されていました。現在(2021年8月)は第1回テーマ:「音楽と人とそのあいだ」でした。
楽器とそれを演奏する人の振る舞い、そのストーリー性に着目したデザインを作られているそうです。
壁一面を埋める本は札幌市図書・情報館の立ち上げにも関わったブックプロデューサー幅允孝さんが厳選した音・音楽に関する本が約700冊取り揃えられています。
様々な視点から見た音楽と楽器について、本来”音”から伝わる楽器・演奏・音楽を”文字”で綴った書籍から味わってみて下さい。
また1階と2階の階段の近くには本の消毒、いわゆる図書除菌器も設置されていました。
最近の図書館でも増えてきている機会ですが、安心して書籍を楽しめる工夫が凝らされていました。
カフェ・ラウンジだけでなく、ビル全体がヤマハのコーナーとなっています。
地下や6階、7階はサロンコンサートや講座、展示会もできるコンサートホール、また各階ごとに楽器や譜面・書籍のコーナーがあるようです。
気になる方は是非別の階のコーナーも行ってみると良いですね。5階は防音室となっており、鍵盤楽器50台以上が取り揃えられているコーナーとなります。
まとめ -お店情報-
いかがでしたか?
今回は銀座にある NOTES BY YAMAHA を紹介しました。
楽器や音楽に携わるメーカーとして長い歴史を誇るYAMAHAの音を身体で存分に楽しみながら是非耳も楽しく口も美味しいカフェタイムを味わってみてはいかがでしょうか?
お店情報
店名 | NOTES BY YAMAHA (ノーツ バイ ヤマハ) |
電話番号 | 050-5868-6026 |
アクセス | 東京都中央区銀座7-9-14 ヤマハ銀座ビル 2F 地下鉄銀座駅 A3出口 徒歩5分 JR新橋駅 銀座口 徒歩7分 |
営業日 | [月・水~日・祝] 1F Café Stand 11:00-18:30 2F Café Lounge LUNCH MENU 11:00-14:00 TEA MENU 14:00-18:30 L.O.18:00 定休日:火曜日 |
席数 | 68席 |
公式HP | https://www.transit-web.com/content/shops/notes-by-yamaha/ |
